日時;令和2年11月18日 

場所;中央ふれあい館 

講師;清水美砂子 

 

今回、聴講生の方たちの前でお話をさせていただくのは2回目になります。

冒頭、こんな質問から入りました。「突然ですが普段から意識していることは何ですか?」と。聴講生の方たちは少し戸惑い気味に私の話を聴いてくださいました。そして、私自身の意識について「皆さんの前でお話をさせていただくので良い姿勢を取るように意識しています」と。

では「唾液についてはどうですか?なかなか意識していませんよね」との問いかけに大きく頷いてくださいました。唾液は全身に対して良い働きをしてくれていて、主なものに、口に入った食べ物を湿らせ飲み込みやすくする「円滑作用」虫歯のごく初期であれば唾液の力で自然に元の状態に戻してくれる「緩衝作用」さらに食べ物をやわらかくして消化を助ける「消化作用」などがあります。

その後唾液の質と量のチェックを皆さんと一つ一ついたしました。それぞれ3つ以上チェックが付いた方は量、質と共にかなり落ちていることをお話させていただき、その上で発酵食品(ヨーグルト、納豆)の摂取と軽いストレッチをすることで質の改善に繋がる事を申し上げました。

また、究極の唾液を出す方法として①見る「梅干し、レモン」のところで、食品サンプルをお見せしたら早速「唾液が出て来ました」と嬉しいお声をいただきました。さらに余談として先日、食品サンプルを合羽橋で購入したことに触れ「レモン1個は高かったので輪切りになってしまいました」の話に会場から笑い声が聞こえてきました。他に②噛む(食材を大きめに切る)事により咀嚼回数が増えれば唾液の量が多くなることや③話す(好きな人と)事が効果的である事もお話をさせ

ていただきました。この後は唾液腺マッサージを皆さんと一緒にしました。舌の運動、あいうべ体操は、皆さんがマスクをしていたので、私1人でさせていただきました。(講演者はフェイスシールド装着)