講演者:稲田 恵美子 会員

9月25日(火)戸塚西公民館にて講演を致しました。

楽しい会長の紹介があり笑いの中でスタート。

夏バテ・むくみ・・どちらも免疫力が落ちると、起きるものです。むくみの起きるのは何でしょう。それは水分です。 体の中の水分はリンパ液です。
では、リンパとは何でしょう?(リンパ液、リンパ管、リンパ節)これらを総称したものです。

リンパ液は細胞間液のことで、毛細血管からしみでた血漿がリンパ管に入り込んだもので90%が水分になっています。主な働きは、古い細胞や血液のかけらなどの老廃物や脂肪、細菌を運びやがて血液と合流して尿となり、体外へ排出されます。

リンパ管はリンパ液が通る管で、体内にある排水管ともいうことができます。リンパ管の70%は皮下組織を通っており静脈と平行して体のいたるところに張り巡らされています。

リンパ節はリンパ液の中継地、全身に800箇所あります首から上に160箇所残りは下に640箇所あるといわれている。微生物や老廃物をろ過するほか、抗体を産出する場所であり免疫機能で重要な役割をになっています。

リンパ管の流れが滞ると水分が回収できなくなると、おこるのが、むくみを発生する。むくみを軽減すると効果的な 階段の上がり下がり、筋肉をリズミカルに曲げ伸ばしすることが良い。最も効果的な自転車こぎのような運動がいい。

リンパマッサージの極意とは?
押す、さする、どちらでしょう?2ミリの所に毛細リンパ管が有ります。よくリンパを流すと言いますね。ですから、さする、が正解です。
リンパマッサージによる免疫活性の変化
前と後で13,5%ものNK細胞が増えた。足のマッサージをする事で体中の免疫力がアップします。理論的な事は、この位にして、皆さんに体験していただきました。

リンパの流れやすい体にしましょう。複式呼吸(五回)、 肩回し(後ろに五回)、足首回し(左右五回)、柔らかい下半身がリンパの流れやすい体になります。バウンド屈伸(20回)。リンパ節の多いひざ裏の柔軟性を高める、弾むように屈伸。 ボーリング投げのポーズ左右10秒ずつ(三セット)。ふくらはぎ、ふともも、おしり、背中、体幹と呼ばれるお腹回りの筋肉全身の筋肉をバランス良く使っている。  リンパマッサージ ○足の指の間を揉む(みずかき)左右10回程度○土踏まずを親指で押すぐりぐり痛気持ちいい位○膝の裏のリンパ節をもみほぐす(曲げて引かかる所を四本の指を引かけるようにほぐす)○足首からふくらはぎをさすりあげる裏面、表面をさすりあげる○そけい部のリンパ節をもみほぐす○ふともも全体をさすり上げる○足首からふとももを一気にさすり上げる。回数に決まりはないので気軽に出来るマッサージです。自転車こぎのような運動をしてください。