講演者:住吉 修会員

8月10日(水)、新郷公民館におきまして28名のご参加者の前で講演させていただきました。運動習慣の大切さを提唱させていただき、着席したまま簡単な体操をするスタイルは変わりませんが、運動の内容を次の3つに分類しまして、ひとつずつ説明と実際のエクササイズをご案内させていただきました。

 その1 有酸素運動では心肺機能を高め、長い時間活動できる体力を養う旨、説明させていただきました。ご参加者で一番身近で親しみやすいのはウォーキングでしょう。この日はメトロノームを持参しまして、メトロノームに合せて3段階くらいピッチを上げて、着席のままその場歩きをご案内させていただきました。アドバイスをさしあげたのは腕ふりです。腕を畳み後方に引くように腕ふりしますと肩甲骨が動き、さらに連動して骨盤、骨盤の捻りから脚が振り出されるメカニズムを申し上げました。これでより全身を使った歩きが実現できます。

 その2 柔軟体操。こちらはストレッチのご案内です。ストレッチをこまめにいれることで柔軟性、可動域がひろがり故障しにくい身体を作ります。すっかりポピュラーになったストレッチを日常生活の合間合間に取入れてリフレッシュしていただきたいものです。実演では背中、肩、わき腹のストレッチをご案内しました。

 その3 筋力トレーニングでは器具もマシンも要らない自体重を利用したエクササイズをご案内しました。筋肉は身体を動かす原動力です。筋トレで筋量の維持、向上を目指したいものです。鍛えた部位は背筋、腹筋、大腿部です。
 いかがでしょうか、ひとくちに運動するといっても、方法が変わるだけで目的や効果も違ってくるのをご認識いただけましたか?皆様もこれらの3つをバランスよく日頃の運動に取り入れていただき、健康で楽しく活動的な毎日を送っていただければと存じます。