講演者 中鉢芳子会員

 木枯らしを感じ取る季節になり皆様の出足が遅かった様に思われましたが、司会の住吉会員と「時間になったらスタートしましょう」と事前打合せしておりました。
 講演開始間際にバタバタと入室する方達が増え約30名の講演会となりました。
私が「おしっこの話」をテーマに講演させて頂くのは今回が3回目ですが、この講演内容に話し慣れて来た事も有り、それなりに充実した内容で終える事が出来たと自負します。
腎臓の話や膀胱の話で本来「難しい話」になっておりますが、私なりに噛み砕いて分かり易い言葉でお話しているのが良かったのかも知れません。皆さんの眼が真剣で居眠りをしている方が誰もいらっしゃらなかった事も印象的でした。
 前回の新郷公民館講演ではプロジェクターの接触不良によるセッティングの不手際からプロジェスターを使用しない講演になってしまいましたが、今回はそれも無くスムーズに流れ、参加している皆様にも視覚と聴覚のダブルで相乗効果でお伝え出来たので、より伝わり易かったらしく、講演後に「有難う」と言う言葉を頂いたり「とても分かり易かった」と言われ安心したり、嬉しく感じました。

 講演内容は4部構成「起・承・転・結」にしました。
「起」の「おしっこの検査」では、身近なおしっこで分かる事、病院の検査で分かる事をお伝えし、「承」の「おしっこのしくみ」では腎臓のしくみをご説明し、腎臓の大切さをお伝えし、おしっこが出来る過程を解説してから「10分休憩」を取りましたが、その間2名の方からご質問を受けました。
後半「転」の「おしっこの悩み」では膀胱のお話をしてから、それに纏わる老若男女のお悩みを紹介してから「結」の「予防と対策」に繋げました。後半は少し時間不足になり速足で進めてしまう羽目になりましたので、次回は時間配分をもう少し気を付けたいと思います。

 また講演後の後片付けをしている途中で、お二人の方から順番にご質問を頂きました。私は応答に掛かりつけになってしまい、その間住吉会員、篠原会員にはすっかりお世話になり、改めて御礼申し上げます。有難うございました。

 最後になりますが、自分の未熟な部分は「笑い」だと感じます。今回の講演の中でも何箇所か笑い声が起りましたが、まだまだ不足です。内容が内容ですので、なかなか組み込む事は難しいですが、ココを磨いていく事を今後の私の目標にしたいと思います。