講演者;田巻昌良会員

5、6、7月と3か月続いての講演です。テーマも同じで場所だけが違います。

6月の講演の反省を踏まえストーリーを変えてみたり、エピソードを追加したりして、多少の工夫を加えてみました。

 話の中核は変わりません。 「愛と優しさ」そして「思いやり」です。

今回はこのことの大切さを認識していただくことを念頭に来場の皆さん(この日は36名)と

目を合わせるようにしていつもよりゆっくり、分かり易く話すことを心掛けてみました。

皆さん真剣に聞いて下さっていることが一人一人の表情から見て取ることができました。

 今回も資料一枚を皆さんにお配りしただけであとはお喋りで進めました。

話の終わりに提供した資料を使って皆さんに少しの時間でしたがディスカッションしていただきました。

資料に記載してある『私が認知症になった時

「して欲しくないこと」「して欲しいこと」「どのように暮らしたいか」』と云うことについて

参加者の前後左右の人と自由に話し合って、書くことが出来る人には書いていただきました。

書けない人はご自宅へ戻ってから家族と話し合ったりして書いて欲しいとお願いしました。

何人かの人は書いておられましたが大半の方は書けないようでした。

時間が許せばもう少し時間をかけてじっくりと話し合っていただき、

お互い同士の意見や考えを聞くことをやってみたいと考えていました。

今回5分程度でしたがやってみて、

このことは自分の為に必要なことなんだと云うことをお分かりいただけたようで、

収穫だったかなと思っています。

今回も自分の講演を録音して帰りの新幹線の中で聞いてみました。

前回よりは改善が見られていたようで指摘して下さった稲田会員には感謝します。

とても暑い日でしたが来て下さった方々また、応援の会員の皆様、ありがとうございました。                               t