講演者;佐々木育代会員

3月14日(木)新郷公民館にて中村会員とご一緒に講演をさせていただきました。お互いパワーポイント仕様で行いましたが、中村会員に重たいパソコン・プロジェクターを持ってきていただき私はUSBだけで楽をさせていただき始めました。

新郷公民館では昨年9月に「笑いと健康」というテーマで笑いが認知症予防に効果的とお話しさせていただき、参加者の皆さんは、毎月参加されている方が多いので、後半15分程は認知症に効果のある「手話ソング」を皆さんで歌うという構成にしました。

最初に、私が今とても気になっている認知症は現在、要介護の原因のトップでここ数年急増しています。職場で約4年間200人程の認知症の方と接してきました。

私も高齢者の仲間入りをし、利用者様と重ね合わせて考えるようになり認知症を予防したいという気持ちが強くなったことです。認知症を予防する為に3つのタイプに分け原因と特徴的な症状をお伝えし、症状としては大きく2つのタイプに分かれ周辺症状・中核症状についてお伝えしました。実際、職場で認知症の方に接し症状などその体験談をお伝えしました。

例えば、帰宅願望、介護拒否、暴言・暴力の方がおりますが、それぞれの共通点に孤独・寂しさが根底にあるのかと私は感じております。それは年齢を重ね身体面の老化、配偶者の死、社会的、心理的、身体的な喪失体験も多く経験する年代になり、利用者様の心内が少し分かるような気がしています。

今回体験談を多く伝お伝えし、最後は「上を向いて歩こう」に笑いバージョンを入れて歌いましたが皆さん覚えが早く元気に楽しそうに歌って予定より4分ほど早く終わりましたので急遽「七つの子」を最後に歌い楽しく終えることが出来嬉しかったです。 t