講演者;中村勇会員
講演中聴衆者の方々の様子というものが、講演の度に絶えず気になっているところですが、今回その聴衆者の皆さんの聞いてくださる様子に、今までにないものを感じました。
原因としてはやはり講演に慣れてきた、ということでしょうね。また、今回は前回の講演から間が空いていなかったため、前回の反省点を私なりにカバーできたとも思っています。
また、講演の後個人的に私のところに質問をしに来てくださった男性もありました。こんなふうに、質問に来てくださる方がいると「あぁ、これだけ自分の話を真剣に聞いて頂いたのだな」と質問を受けるということがこんなにも嬉しいことなのだ、ということを実感しました。おそらく、今日質問に来てくださった男性の顔は忘れることはないでしょう。
内容としては、今年度通して「血流」ということで講演をしてきました。
血流は、「健康の根源がここにある」と私としては思っているところなので、川口市以外のところでも話す折があれば、これからも私の大切なテーマとして持ち続けたいと思っています。
要するに、例え良質なタンパク質をはじめバランスの取れた食事を摂り、百点満点の血液を作れたとしても、血流悪化によっては「宝の持ち腐れ」になり兼ねない、だからこそ、血流は大きな意味をもつのだということを伝えて行きたいのです。
しかしながら、この血流、自律神経も絡んでいることから難しいテーマであることも十分承知の上で話をしているつもりです。
ともあれ、この一年、反省ばかりの講演活動でしたが、貴重な体験となったことは言うまでもありません。来年度からはまた新たなテーマに取り組んでいくわけですが、経験を活かし市民の皆さんに愛される講師を目指し精進していきます。t