講演者;田巻昌良会員

前日夜10時20分過ぎ、眠りについた途端、グラグラと揺れだした地震。その翌日の講演です。

当日は定員40名の席が全部埋まる盛況(会員3名含め)。紹介を受け、先ずは地震のお話から。

私が新潟から来ていることを知っておられますので避けられません。

さて本題。人が「いつまでも元気でいる」為には基

本的な「食生活」で健康な体を作り、それを維持すること、と開始。  人が老いる原因は何?

幾つかあるが「体のサビ・酸化」「体のコゲ・糖化」とストレスが代表的なもので、他にも幾つか考えられる。

特に、「酸化」と「糖化」は活性酸素、糖化最終生成物が悪さをすることが原因で体調不良や様々な疾病を発症する。只、活性酸素は善玉として健康維持にも役立つ面もあり、体にとっては「両刃の剣」でもあることを解説。

体内では「酸化」と「糖化」はお互いに影響しあいながら進行しており、兄弟分のような存在であることから、

どちらかを予防することがお互いの改善にも影響することを話し、

この二つを防止し撃退するための食生活、必要な栄養素について説明。

細かい栄養素の話ばかりではピンとこないのではないかと思い、

資料に、関係する書籍より役立つ食事のレシピを参考例として何点か載せ、簡単に解説。

最後に、「様々な食品をバランスよく摂取する」ということが病気にかかりにくくし、

健康寿命を延ばすことにつながる。

「何年経っても、自分が一番輝いていた時の姿を保つ」ことへの近道ではないか、として話を締めました。

終わって、帰りがけに来場の方から「このレシピで作るのが楽しみ」と云って下さった方もおられ、

嬉しくなりました。作って下さった方、味はどうだったでしょうか。聞いてみたい気もします。