講演者;佐藤玲子会員
テーマが「夢追う日々と健康」でしたので今回は夢という字を辞書で見ると実現したい事柄、希望。
希望はこうあってほしい願い望むことだそうです。この夢を実現していくにはいろんなことを考え行動する。この事が健康に繋がっていくので皆さんも夢を考えながら話を聞いてくださいと始めました。
私も自分にとっては大きい管理栄養士の国家試験に65歳で挑戦した経験談を話し、夢をかなえるには歳だからとか、もうこんな望みは無くても構わないと最初から諦めないこと、若い方達と違い時間はたっぷりあり、若い方達にはない人生経験という素晴らしい財産が有るのでとに角あきらめない気持ちを持ってコツコツ焦ることなく前進することが大切という事を前半は話しました。
後半は高齢者のタンパク質について話しました。
最近は「高齢者は肉を食べるといい」と言う言葉を聴きますがどうですかと尋ねてみますと相槌がありました。
それは高齢になるとタンパク質の摂取量が少なくなり筋肉量が減少しそのことが転倒にも結び付き介護に至るケースが増えてきている事からタンパク質をしっかり摂りましょうという事ですが沢山摂ればいいという事ではなくタンパク質の摂り過ぎは腎臓に負担がかかるようになるので国では1日の摂取量は男性で60g、女性で50gと推奨量が決められている事、その量の摂取方法を何時もの「卵」1個を使用して説明しました。
最近では「卵」1個基準の摂取方法が大分浸透し、来月の予告をした後に来月は「卵」でますよねと声かけして下さる方も出てきていますので少しは広がってきていると嬉しく思っています。