講演者;南野和治 会員
猛暑の中、いつも明るく元気な西老人会の皆様からパワーを今日もいただきました。
私にとってはこのテーマで話す最初の講演でした。
血管の話を取り上げた理由は日本人の死因の5番目までに入る心疾患や脳血管疾患は血管の病気であり約4人に1人が血管にかかわる病で命を落としているということ。
また健康寿命を延ばすこと、つまり自立し介護を必要としない寝たきり状態を防ぐという生活を送るには要介護の原因の大きな疾患と言われる脳血管疾患等の血管疾患を防ぐことの大切さを改めて認識したからです。
先ず血管についての概略働きについての説明、そしてゴムホースを例に健康な血管と反対に硬くなりゴミや水垢が溜り詰まったり破れたりの障害を生じた血管。そして血管年齢とは動脈硬化の進み具合を表したもので血管の衰えとは動脈硬化のことであることを力説しました。
健康な血管(若い血管)とはしなやかな血管でその中をサラサラな血液が流れている状態の人が見た目も若く美しい人であり外見の若さと血管の若さは比例する。そこでこの動脈硬化を防ぎできるだけ遅くするためにもその原因となる高血圧・高コレステロール・糖尿病・喫煙・ストレス等の危険因子をなくす減らすことの大切さを話しました。
次に血管強化(若返り)の三つの方法・手段として、
- 食事
血管を若返らせる食品
血管をやわらかくする食品
- 運動
「血管若返り体操」をみなさんと一緒に行いました。
- ストレスの除去
「血管はストレスの鏡」「ストレスが血管の最大の敵」
以上の三つの血管強化若返りを実践し健康寿命を延ばしましょうと呼びかけ終了しました。