講演者:佐々木 育代 会員
4月16日(土)、古唱会で「ウォーキングで人生楽しく」というテーマで講演させていただきました。東日本大震災の後で、当日も直前に地震があり出席される方は少ないかと思いましたが、50人の方が出席くださいました。
サブタイトル “生活習慣病を予防して”
①運動不足・過食を放置すると肥満になり、さらに放置すると高血圧・動脈硬化になる危険性がある。高血圧と動脈硬化は悪循環で繰り返し、自覚症状がないので、さらに脳卒中、心臓病、糖尿病へと進行する確立が高い。
②骨粗しょう症、膝痛、腰痛は筋肉の減少により起こることが多い。
③ストレス、認知症は脳の活性化により予防が出来る。
生活習慣病にならないで健康な身体を維持するには、バランスの摂れた食事、休養も大切ですが、運動も同じように大切、特にウォーキングは①②③に効果的です。
筋肉は若さと健康の秘訣で、筋肉量が減少すると脂肪が燃焼されず、余分な脂肪がたまり生活習慣病の引き金になり、筋肉量が増加すると成長ホルモン(若返りホルモン)が増加する。中高年からは下半身の筋肉、特に腸腰筋を鍛えることが大切です。
腸腰筋は上半身と下半身を結び、立つ、座る、歩くといった日常動作に必要で、この筋肉が弱ると猫背、膝痛、腰痛の原因になり寝たきりになる確率が高くなる。
ウォーキングを楽しく続けるには
①目的を持つ(趣味を活かす)
②歩きに変化をつける
③歩数計をつけて楽しむ
④各地で催される大会に参加
⑤皆様に納得頂ける様に具体的にお話しさせていただきました。
※聞いてくださる皆様の川口市のウォーキング情報をご紹介致しました。
一人一人体力、筋力が違いますので理想はあるが自分の身体と相談して、現状よりも少し頑張るという意識を持つことが大切です。生活習慣を変え実行するのは医師でも薬でもなく自分自身です。目標を持って継続していただきたいと思います。