講演者:塩沢 満子 会員

今年度から始まった、戸塚西公民館での講演を4月19日に終わって今は、ただただほっとしています。

初回とあって、来月から続く仲間たちの足を引っ張らないか・・と、また当日は朝雨が降っていて、聞きに来てくださる方の出足にも影響が無いか心配でした。30分前に会場に着くと、高橋顧問をはじめ健康管理士会の仲間たちがすでに何人も来てくださっていて本当に嬉しかった!
お世話をしてくださる「スローライフの会」のメンバーのパワフルなこと。お揃いのジャンバーを着て会場作りし受付を始めると大勢の列が出来て、13時開始が15分遅れる程でした。
仲間の応援とで108名の参加者と聞きありがたい気持ちでいっぱいです。

講演テーマは私自身も願っている「元気で長生き~健康寿命を伸ばそう~」

人生の最後近くまで、自分の足でトイレにも行け、自分で食事も出来る、ピンピンと生きコロリとこの世とおさらばをする、そんなふうに生きたい。
平均寿命は年々伸びていますが、そのうちの介護のお世話になったり、寝たきりになる年数は平均で、男性は6年半、女性は8年半以上。このことを初めに話し、自分の大切な体・人生なので自分で出来ることは今日から初めましょう!とスタートしました。

まずは消化と吸収=体の働きを知っていただき、その体がしっかり働き喜ぶ食べ方を皆さんと確認しました。そして体からの大切なお便り(うんち・おなら・おしっこ)に注意を向け自分の体調を確認することもお勧めしました。
次に体の運動器を動かすにはスローライフの会でも行っているラジオ体操への参加を促し、毎日少しでも体を動かし続けることの大切さを話しました。体の健康の次は脳(頭)の健康。昼食後のこと少し眠むけが・・の頃合いでしたので皆さんとジャンケンゲームをしておおいに盛り上がり、手・指を使い大きな声を出し間違えて大笑い。
その後いくつかの手・指遊びをして脳トレを。最後は心の健康。いい言葉は相手だけでなく自分を穏やかに、元気にする。さらに笑いは心も体も元気にする。谷川俊太郎さんの愉快な詩「おならうた」を紹介。そして友・仲間は大切に大事にしよう!と呼びかけました。長い間生きてきて私自身もいかに仲間に支えられてきたかを実感しています。

今回の会場では「震災の義援金ボックス」が用意され沢山の方々が協力をしておりました。まさに絆を感じさせる、感謝いっぱいの一日でした。ありがとうございます。