*日時:令和元年度12月4日(水)11:10~11:40
*場所:西公民館
*講師:中鉢芳子
*演題:睡眠の話
*聴講者数:一般54名 + 会員6名 = 計60名 

(写真提供:広報部 手塚典子会員)

本日、西公民館で本年度最後の「睡眠の話」を終えました。
 本年度は4つの公民館でそれぞれ違う講演スタイルに仕上げた私ですが、反省会で諸会員の感想を伺っていると会員仲間には本日の講演が一番高評価だったようです。

 不眠症の分類は沢山の分け方が有りますが、私は日本睡眠学会のものを使いました。
 冒頭「皆さんの周りに不眠で亡くなった人はいますか?」と始め「明るく笑って、美味しいものを食べて、日光浴をして適度な運動で汗を流せば、そのうちいつの間にか眠くなります」と「プラス思考」の結論を述べてからのスタートです。

 「だけど本日は勉強会なので~」と皆様に考えて頂く様なお話へと繋げました。
 まず、今や5人に1人が睡眠で悩んでいる現代病であることを伝え、睡眠は人それぞれ個性が有るものなので他人と比べるものではない事をお伝えしました。

 人間はどうして眠くなるのか??答えは簡単、一つ目は「夜になるから眠くなる」二つ目は「疲れたから眠くなる」と言うと、思わず会場から笑いが起こりましたが、一つ目は体内時計の働きで、二つ目は頭を使ったり体を動かしたりと話し始めると皆さんのお顔が変わりました。聞いている皆さんのお顔は真剣です。

 不眠に関わる病気にも触れ、その対策としてお薬にも触れ、認知症のリスクについて述べました。一方でお薬を飲まない様にする為の「朝昼晩の過ごし方」での改善を促しました。
 なるべくお薬に頼らない生活改善を心掛けて頂きたいものです。

 反省点は多々あり、替え歌を歌う時にウクレレのチューナー調整で時間が掛かってしまったり、講話内容の「欲張り盛り過ぎ」は相変わらず見直し材料となりました。

 「睡眠の話」は奥が深いので、他のテーマの時にも少しずつ組み入れて皆様のお役に立てる様に精進したいと思います。