*日時:令和2年10月7日
*場所:西公民館
私たちは様々なストレスを抱えて生きています。人間関係や社会・経済情勢、病気や不眠等々。さらに今年は新型コロナウイルスによるストレスがあります。新しい生活様式への対応や、コロナがいつ収束するのか分からない不安感もあります。
笑いは、『ストレスを軽減する』という健康効果があります。口角を上げるだけで、幸せホルモンが分泌されます。他にも『免疫力が高まる』、表情筋・のどの筋肉・胸の筋肉・おなかの筋肉・横隔膜を鍛える効果もあります。
おかしくて楽しくて笑うのも、体操として笑うのも、同じ健康効果です。脳はそれを区別できません。脳はだまされやすいのです。参加者の皆さまと行った笑いの体操は、健康体操としての笑いヨガです。無理に笑おうとする必要はありません。大切なことは、笑う動作をする、ということです。心と身体はつながっています。コロナの飛沫感染防止もあり、大きな声を出す必要はありません。私たちは呼吸をしていますから、吐く息に合わせて「ハ、ハ、ハ、ハ」と声を出せばよいのです。
それでは、一つ笑いの体操をやってみましょう。『歯磨き笑い』です。くちびるを横に開き「イヒヒヒヒ」、大きく開き「ハハハハハ」。手に歯ブラシを持ったつもりで、歯磨きの動作をしながら笑います。もう一方の手でも、やってみてください。
他に、リラックス効果のあるゆっくり深い呼吸、元気で前向きな言葉とポーズも行いました。前向きな言葉は、心を明るくします。『笑う門には福来る』と言います。<幸せだから笑う>のですが<笑うから幸せになる>ということでもあります。
私たちは人と話すと笑いが増えますが、今はコロナ感染防止のため、以前のようには、おしゃべり出来ません。一人でも、笑顔を忘れずに生活していただけたらと思います。