緊急事態宣言により中止となりましたが
1月19日 戸塚西公民館にて予定されていた講演内容です。
今迄はパワーポイントで行っておりましたが、今回はパワーポイントを使用しないで要点を資料にまとめて進める方法で準備をしました。
フレイルという言葉はマスコミ等でも使われていますので浸透していると思いましたが資料(図解)で分かりやすく説明。フレイルの主な原因は①歩行速度の低下②疲れやすい③活動性の低下④筋力の低下⑤体重の減少(国立長寿医療センターより抜粋)で、予防法の3つの柱は①栄養②運動③社会参加です。
栄養の基本はバランスよく摂取することですが、フレイルは低栄養状態に運動機能・認知機能の低下が加わるとさらに加速しますので、特にたんぱく質をしっかり摂り低栄養に注意する。
運動は筋肉を鍛えること、サルコペニアやロコモティブシンドロームにならないように有酸素運動を推奨しますが自分に合った運動を継続する。
社会参加では今、コロナ禍で厳しい状況ですが家で孤立しないように努める。
その他持病のコントロール、口腔ケアの大切さをお伝えする。私を含め高齢者の皆様は意外にご自身の体力など健康状態を分かっていない方々が多く高齢者?まだ関係ないなどと思ったりしています。そこで厚生労働省作成の「フレイルチェックリスト」内容は①暮らしぶりそのⅠ、その⒉②運動器関係③栄養-口腔機能等の関係④こころと25項目ありますのでチェックしていただきます。
フレイル(虚弱)と聞くとマイナスのイメージを持ちますが今の状態をしっかり認識して対策をすれば健康になれるので、明るく前向きに予防意識を高めて健康長寿に向けてご自分に合った方法で実践・継続を心掛けていただきたいとお願いし最後に皆さんで手話ソング「上を向いて歩こう」を歌い終える予定でした。