【お風呂の効用】
( 10月15日 新郷公民館 )
小竹治子 会員
体育館の広い部屋でゆったりと講演をさせて頂きました。少人数のお客様でしたが、館長もご一緒にお聞き下さり,熱気が伝わってきました。
4人に1人は高齢者の時代・誰もが元気で長生きを通したい。自分の足で歩いてトイレに行け、自分の手で箸を持ち一人で食事を取り、心地良く生きる為にはほんの少しの努力をしなければなりません。寝たきりにならないために要介護の時間を少しでも短く出来るよう勉強しましょう。
『お風呂の効用 要点』
・ぬるめのお湯(39℃±1℃)に、湯船に首を乗せて15分~20分程度つかると、じんわりと汗が出ます。(ぬるめのお湯が副交感神経を刺激し身体がリラックスします)
・お湯につかりながら足, 顔のマッサージ
・湯船に四季折々のものを入れて楽しむ‥‥菖蒲湯 柚子湯 バラの花びら 入浴剤
・夫婦はお風呂も一緒, 寝室も一緒。夫婦が一緒に入る理由は1分1秒を争う事故の為
※湯船で具合悪くなった時の応急処置の仕方
気道確保→湯船の栓を抜く→安全確保出来たら→救急車を呼ぶ(冬場は毛布を用意し体温確保)
・次の時は入らない(深酒・食後直ぐの時・具合の悪い時・朝風呂)
終わりに、笑いは免疫力アップ、令和3年「敬老の日」で表彰されたシルバー川柳一部のご紹介。
- 「密です」と言われてみたい頭頂部
- リード持ち散歩に出たが犬忘れ
- 目の検査「丸」と答えるお爺ちゃん
- どなたですそう言うあなたはどなたです
- 午後八時 酒提供を止める妻
- 伸びすれば足が攣る攣る寝起き前
- ワクチンのネット予約でひ孫借り
- 食卓に俺の席だけアクリル板