7月12日 戸塚西公民館

 田村欣也 会員

86000人いる百寿者は同じ時刻に起床し、朝食を摂り、水を飲み、朝日を浴びます。それが規則正しい生活の始まりで、体調の変化にも気が付きやすいのです。

低栄養は免疫力を低下させ老化のペースを進め、感染症などにもかかりやすくなります。

高齢期こそ体への刺激が必要で、歩いたり、体操をしたり無理のない運動が良いでしょう。

水分の補給も大切です。心筋梗塞や脳梗塞などの発症の危険を少なくしてくれるのが一杯の水です。便秘の予防にもなります。

寿命は友人の数で決まるといいます。沈黙は金だけれど、皆でおしゃべりをすることはそれ以上です。笑いも大切です。吉本で一番多い忘れ物は杖だと聞きました。笑って帰る時、杖を忘れてしまうのだということです。

睡眠は健康の源です。睡眠不足は認知症の発症に関係するなど、様々な病気をもたらす原因になりかねません。ぐっすり寝るためには、夕方の運動や就寝1時間以上前の入浴が効果的です。深部体温が最初は上がりますが、その後は運動・入浴の前より下がり、寝つきやすくなります。

これからも暑い日が続きますので熱中症にも十分注意するよう、予防の「かきくけこ」を紹介しました。家も服装も風通しを良くし、睡眠を十分にとり、クーラーと扇風機を上手に使ってください。水分は「早めに、こまめに、一回一口」です。そして、暑い日は外出しないようにしましょう。