8月15日
川口市立新郷公民館
熊木 利治 会員
まず初めに、“自分の健康は自分で守る”を念頭に、毎年健康診断を受けて自分の健康状態を把握することからお伝えしました。
そして、1つ目の柱は「食事(栄養)」です。人の体は、食事をして栄養を摂ってできています。そこで、(1)朝・昼・夕と3食しっかり食べる (2)たんぱく質と野菜を中心に種々な食物をバランス良く適量に食べることが基本であることをお話しました。
2つ目の柱は「運動」です。運動に関しては、運動のメリットと運動不足によるデメリットをお伝えし、(1)日頃から体を動かす習慣を身につけ、定期的に継続して続ける。→目安として、週2~3回、1日1~2時間程度 (2)加齢とともに骨・関節・筋肉などの運動器(特に下半身)が弱ってくるので、適度な筋トレを加えて、生活体力をキープすることをお勧めしました。→スクワット運動、ウオーキング、ストレッチなどが効果的です。また、日中の適度な運動で良い睡眠につながり、日頃のストレスや心配事を軽減するために休養をしっかり取ることも大切です。
3つ目の柱は「社会参加」です。社会参加は、心・精神面の安定に良い影響を及ぼすため、家の中に閉じこもらず、近くの公民館やスポーツセンターなど自分に適した活動場所に参加し、(1)日頃から地域(まち)の人たちとのふれあい・交流を楽しみ、多くの友達をつくる (2)趣味やボランティア活動などに参加し、自分自身の生きがいを見つける ことをお勧めしました。→そうすることによって、人と社会のつながり、生きがいや目標
が生まれ、楽しく人生を送ることができるのではないかと思います。
おわりに、この3つの柱を実践することによって、①フレイルの予防→②認知症・要介護の予防→③健康寿命の延伸につながるので、日頃から規則正しい生活を送るようにしましょう!とお伝えして講演を終了しました。
