3月4日
川口市立西公民館
高木 薫 会員
健康を維持するためにバランスの良い食事、適度な運動、適切な睡眠といった生活習慣が大切です。講演では最初に気分転換も兼ねて腸を支えている下腹部周りの筋肉に意識が行くよう深呼吸をやっていただきました。
その後、腸の機能を正しく知り、運動での腸活を生活に取り入れることを提案しました。
食べた物は胃に続く小腸で消化され、その栄養素が小腸内側の粘膜細胞から吸収されます。そしてそれらの栄養素と一緒に目に見えないウイルスなどの外敵が入ってきた時、腸壁にある免疫細胞が働いて身体を守っています。この免疫機能を低下させないことが重要です。
小腸から続く大腸では、膨大な数の腸内細菌がいて、この腸内細菌は有用菌が有害菌より多めのバランスを保つのが良いと言われています。 有用菌は水溶性食物繊維やオリゴ糖などを餌にビタミンB群や、短鎖脂肪酸(酢酸等)を産生します。その産生物は大腸壁から吸収され腸自体のエネルギー源となったり腸壁の細胞を修復したり、また他の細胞にも良い影響を与えることがわかっています。
その他大腸は小腸から来たものと腸内細菌、腸壁から剥がれ落ちた細胞なども一緒に混ぜながら水分を吸収して便を作ります。腸が元気だと自律神経を正常に保つことができ、快便や快眠、美肌など生活の質の向上に繋がると言われています。
ですが腸は栄養不足や運動不足で体幹の筋力が低下すると動きが鈍くなってしまいます。なので、下腹部内
側の筋肉に軽い刺激を入れる運動をしていただきました。
椅子に座った状態でいつでもできる腹式呼吸や、骨盤底筋群も意識して両脚を持ち上げたまま10秒間保持する動きを取り入れました。
どの動きも呼吸を止めずに下腹部を意識しながら行うことがポイントです。
運動としての負荷は軽いのでこれらをぜひ毎日続けてみて下さい。