10月21日

川口市立戸塚西公民館

             田村 欣也 会員

人の名前が出てこないというのがあり、もしかして認知症かなと思うことがあるかもしれませんが、認知症ではありません。

でも、気になったこの段階で医師に見てもらうことが大切です。その際には自分の気になる“症状”について詳しく伝えてください。いきなり認知症になることはありません。

このような前置きをして、認知症の約70%を占めるアルツハイマー病について話しました。

認知症と言われても、余り驚かず、悲観せず治療に専念してください。今の医学では完治させることはできませんが、進展を止めたり緩やかにすることはできるからです。

認知症を発症しやすい障害としては難聴などがありますので、日ごろから気になる症状がありましたら医師の診察を受けることが大切です。

アルツハイマー病の場合はアミロイドβという物質が20年以上前から脳に溜まり始め、発症に繋がるのであり突然発症するわけではありません。また、認知症になっても正常な機能は残っており、診察で“取り繕う”こともできます。

物忘れと認知症の違いについても話しました。物忘れなら、何かヒントがあると思い出せます。しかし、認知症の場合は物忘れの自覚がなく、人柄が変わったりもします。必ず兆候がありますので、本人も周りの人も見逃さず受診をしてください。

認知症になりやすい疾病について難聴の他、糖尿病や、高血圧と肥満、うつなどがあります。認知機能を維持するためには日頃の生活に気をつけて下さい。定期的な運動、偏りのない食生活、質の良い睡眠、適切な水分の補給など健康を維持する“普通”の生活が大切ですと申し上げて話をしめました。