講演者:新田 和雄 会員

2月6日(水)に西公民館で講演をさせていただきました。
特定健康診査をテーマにお話をさせていただきましたが、聴講者の方々には高齢の方が見受けられましたので、特定健康診査にとらわれないで、健康診断の利用について自身の経験を中心に話を進めました。
健康診断は、年に一回行うのが一般的ですが、毎日行う方法として体重の測定について私の経験談として、昨日の体重と今日の体重を比較して明日どうしたいかを考えた時に生活習慣を工夫するのだと自身の経験をもとに話を進めました。そして、健康診断も同様に考えて自身の身体状況の変化を認識して、今後の健康維持に活用することがわたくしなりの健康診断の活用方法と考えることを伝えることができればと思いました。
次に、具体的な健康診断の検査項目について説明させて頂きました。特に基準値については、あまり惑わされないように話をさせていただきました。当然数値による結果については、基準があって比較することになるが、一般的な基準値でものを判断するのでなくご自身の今を基準に考えて、過去との比較をしたうえで将来をどのようにしたいかとの判断を体重の比較と同様に血糖値やコレステロールの値についても行ってもよいだろう。通常の基準値は、多くの人を対象とした参考基準値ですのであくまでも参考とされ実際は、ご自身の数値を過去と現在で比較したうえで、今後については、健康診断を行った医療機関の先生に相談してくださいと話しました。

医師と相談
最後に特定健康診査は、40歳から74歳の方が対象になっていますので、対象の方は各健康保険の保険者から特定健康診査の「受診券」が送られてきています。尚、75歳以上の方についても後期高齢者医療保険での健康診断のプログラムがありますので、郵送で案内がされると思いますので、ご家族にも本日の話の中で、これはと思った内容があれば、お話をしていただき少しでも多くの方が健康診断を受診していただき健康管理の意識を高めていただきたいとお願いして講演を終了しました。