講演者:平田修正 会員

2月17日戸塚西公民館で健康講演をさせて頂きました。寒い日でしたが大勢の方がきてくださいました。パソコンが思うように動かず、直接お客様に語りかけるようにさせていただきました。

テーマは「尊いたった一回の人生を大切に、病気になりにくい考え方生き方そして悔いのない人生を送るために」です。人は120歳位まで生きられると言われていますが悲しきかな、40歳~50歳~60歳とかなり若くして命を落とす方が多いようでございます。

正直どうしてと思いますが意外に多くびっくりしています。私は5年間介護施設で運転手として働かせて頂きました。その経験を活かして皆様はどんなことを後悔されているのか少しまとめてみました。その一部をご紹介しますと

健康を過信してしまった。亡くなってしまった奥様にもっとやさしくしてあげれば良かったなど様々な意見を耳にいたしました。そして二度とない一度人生の詩をご紹介いたしました。
ところで医師は病気になった人を治して下さいますが健康管理士の役目とはとにかく病気にならないためには毎日どのような行動、生活をするべきかをお知らせしました。そのためには食生活は勿論のこと例えばタバコを禁煙すること、酒もできるだけ少なくすることです。意外に多量に飲む酒で病気になる事が多いです。
又一番今恐ろしい病気に脳梗塞がありますが皆様に起立して頂き脳梗塞チェックをさせて頂きました。手を伸ばして片方の手が下がってしまった場合は脳梗塞の前ぶれです。

Fotolia_33946670_XS
ご夫婦で毎日でもお互いに見つめ合ってチェックをしてください、お一人住いの方も毎日鏡を見て頬が歪む、そして視野が狭くなったら脳梗塞の前ぶれですので即病院に行くようにお願いをいたしました。又同じような病気で胸の痛みに心筋梗塞や狭心症がありますが充分気をつけるように申し上げました。幸い皆様脳梗塞チェックは全員合格で安心いたしました。又予防で大事なことは体からの便り、つまり便や尿を毎日トイレで良く見て観察そして記録することです。

そして先日みんなで討論をさせて頂きました「なぜ30回噛まねばならないか」についても簡単に伝えました。ゆっくり箸を置いて意識的に良く噛む30回はともかく、今までより少し多く噛む、そうすることによって顔の下つまり「アゴ」の所からたくさんの唾液が分泌されます。唾液には殺菌作用などがあり健康上とてもたいせつです。

またなりたくない病気に認知症がありますが最近テレビで良く噛むことにより認知症予防にもなることをお伝えいたしました。又私が蕨の地元でラジオ体操をやっていますが脳トレーニング体操を皆様にもやって頂きました。