講演者;佐藤玲子会員

参加総数52名、そのうち新参加者が14名でした。他の講演会場では参加人数が減少しているのに新郷公民館は逆に増えてきているのです。この人数が増加している裏には新郷公民館の館長さんを始め健康講座担当者の方、特に会員の若木、稲田両会員の参加者に対する声掛け、誠実な対応など地道な活動が功をなした結果だと思います。

テーマは「高齢者の低栄養」。今の世の中食べ物は豊富に有り、美味しい物も沢山あり、3食しっかり食べていて毎日元気に過しているので自分には関係ないと思っている人も中にはいらっしゃるかも知れませんがそういう方達の中にも低栄養状態の方がいるということから導入しました。

「低栄養」とはその名の通り、栄養が足りない状態の事です。健康な体を維持するために日常の食生活の中で身体を動かすために必要なエネルギーや、筋肉や皮膚、内臓などを作るタンパク質が慢性的に足りていない状態です。高齢者は、加齢による変化や生活環境など様々な要因によって低栄養状態に陥りやすくなります。

低栄養に陥ると全身の機能低下が進み筋力や免疫力の低下、情緒不安定、認知機能や思考力の衰えにも繋がり病気や要介護状態になり易くなってしまいます。

低栄養状態を判断する時に・体重の変化・体格指数(BMI)・血清アルブミン値の数値によって判断しますが血清アルブミン値は血液検査で判明。そのために健康診断などの時に医師にアルブミンの検査も含まれているか確認してみることを伝えています。

低栄養の予防はバランス食、回数を増やす、おかずから先に食べるなどあります。バランス食についてはい

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つもの卵を使用して説明。「年を取ると肉を食べると良いと言われているのは本当です」バランスよく食べる事を基本にしてタンパク質を他の栄養素よりも大目に食べる事ですが適量を忘れないようにすることが大切です。

元気の素。今日の夕食はお肉にしますか?と話を終えました。