講演者;佐藤衣代会員
戸塚西公民館は他の公民館と比較すると若い層の方々も混じっての参加であったように感じておりましたのでコレステロールについて是非、生成からご理解いただきたいとの思いでこのタイトルに致しました。
コレステロールについては善玉・悪玉があまりにも知られていますが、コレステロールが生命維持になくてはならないものであるとの説明はあまりされていないように思います。そこで、肝臓が脂肪を分解する働き、コレステロールの肝臓での合成と体内生成の2つの経路から作られ、その理由は体にとって必要であるから、悪玉・善玉コレステロールと呼ばれる理由、適正なコレステロール値にするためには、魚料理や食物繊維の摂取などを説明しました。
次に便秘との関係では、多少の油脂、食物繊維、そして腸内細菌が便の排泄と関係しており、滞ると肝臓の解毒作用に負担がかかること、各人の便秘のスタイルに合わせて食物繊維を摂ることの必要性でまとめました。終えてから便秘は解消したがガスが溜まるようになってしまったのでその理由を教えてほしいとの質問は宿題にさせて頂きました。
反省会では内容を精査し、的を絞りこむこと。ペンライトが正常に使用できなかったことの指摘を頂きました(会場でのポタンの押方が悪かったためが判明)。リベンジのために自分の言いたいことに重点を置き再度構成しなおして話したらどうかとの提案もいただきました。
講演後2,3日経ってテレビ局の番組で「コレステロールって何だか知っていますか」とインタビュ―している場面では聞かれた方々は知らない人が殆んどでした。次回もコレステロールを取り上げるとすれば本当の姿と生活習慣についてもっと分り易く説明できるように努力します。