日時;令和2年12月15日

場所;戸塚西公民館

今年の最初の講演であり今年度の最後の講演でもありました。三密を避けるため四方の下窓が開けられるなど新型コロナウイルス防止に配慮した広い体育館で行われました。前段としてコロナウイルス感染についての防止策、そして究極のところ

免疫力を高めることの大切さを訴えました。本題に入り、最初に日本人の死因にあってガンに次いで約4人に1人が血管病で命を落としている事を話し血管の重要性を認識してもらいました。まず血管は大動脈、静脈、毛細血管から成り立ち、道路で言えば動脈、静脈は広い高速道路。毛細血管は細い路地や裏道の様なものに例えられると話し、次によく言われる血管年齢とは動脈硬化の進み具合を示したもので血管年齢が若いとは、しなやかな血管とその中をよどみなく血液が流れている状態であることを話しました。そして血管病発生の動脈硬化の要因である危険因子をあげ、日常生活の中で注意することを述べました。そして今日のメーンである血管の若返り(強化)として次の三つの方法(手段)を提示しました。

1,食事

血管を柔らかくする食品、血管を丈夫にする食品等を。具体的に示し、血管若返りをめざしてほしい旨をのべました。

2、運動

血管は刺激を与え続けないと硬くなる。運動することで血液循環、血流をよくし、適度な運動、血管トレーニングが必要です。そこで受講者の皆さんと「血管の若返り体操」を行いました。

3、ストレスコントロール(ストレスの対処)「血管はストレスの鏡」「ストレスが血管最大の敵」と言われる様にストレスの除去対処が大切であります。中でもお金もかからない副作用もない「笑い」を推奨し、ユーモア―、笑いの実例を上げ皆さんに笑っていただき講演を終了しました。