日時;令和2年12月15日

場所;戸塚西公民館

筋肉を増やそうという呼び掛けを良く耳にします。

そこでなぜ筋肉を増やすことを推奨するのかを構造、働きから納得していただくために取り上げました。

オーリングチェックや座って出来る体操を導入に入れ、骨と筋肉の連動により様々な動きができることの例としました。レジュメの裏側の図を利用しながら3種類の筋肉とその特徴、「筋肉を増やそう」という対象は骨格筋であること、唯一の随意筋であることを説明しました。7つの働きを取り上げ、あまり知られていない働きは丁寧に説明しました。第二の心臓と言われるポンプ作用、糖の貯蔵と糖尿病との関わり、免疫力アップ、水分保留を脂肪細胞で比較した図、高齢者が熱中症にかかり易いわけ、そして筋肉のホルモン産生にも触れました。

筋肉量と体の変化ではサルコペニアという言葉を用いて日常生活の動作をスムースにするには筋肉が大切であり、働きで話した免疫機能低下、糖尿病のリスク、脱水症状を通して筋肉量の保持が重要であることを話しました。

食事関係ではタンパク質と補酵素であるビタミンB6は大切な栄養素ですが炭水化物も適量摂らないとタンパク質が期待通りに働いてくれないことを手のひらばかりを挙げて伝えました。

メモを取りながら聞いてくださったり、終了後の質問や手ばかりを知っているとのお声は有難かったです。