日時;令和2年12月16日

場所;中央ふれあい館

今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、私たちの日常生活は大きく変わりました。

一向に収束の兆しは見えません。「笑ってなんかいられない」という状況であっても、笑いはマイナスの感情をリセットすることができます。

笑いヨガは、笑いの体操と呼吸法を組み合わせたもので、誰でも出来る簡単な健康法です。

ヨガと同じように、身体に酸素をたっぷり取り込めて、心と身体が元気になります。私たちは、楽しい事・嬉しい事があると笑いますが、笑いヨガは、冗談やユーモアに関係なく、ただ「笑うという動作をする」だけです。口角を上げるだけで、脳は嬉しいことがあると錯覚し、幸せホルモンが分泌されます。おかしくて楽しくて笑っても、体操として笑っても、同じ健康効果を得ることが出来るのです。心と身体はつながっています。

笑いは人間関係の潤滑油のみならず、様々な健康効果があります。ストレス軽減、免疫力アップ、筋肉を鍛える等々。今年は新型コロナによるストレスもあります。人間関係によるストレス

もあるでしょう。文句を言いたくなることもありますよね。でも直接言ってしまったら、関係が悪化してしまう。そんな時こそ、ウツウツした気持ちを笑いで吹き飛ばしてしまいましょう。

世界的に有名なムンクの『叫び』という絵画をご存知ですか?あの絵をイメージして口を大きく縦に開き、目をカッと見開いて、頬に手を当てて笑います。「フォホホホホ・・・」『ムンクの叫び』ならぬ『もんくの叫び笑い』です。表情筋がしっかり動き、顔の血流が良くなります。

私たちは人と話すと笑いが増えますが、新型コロナ感染予防のため、以前のようには、おしゃべりや会食が自由に出来なくなってしまいました。まだまだこの状況は続きそうですが、一人でも笑顔を忘れずに、どうぞお元気でお過ごしください。