11月19日 新郷公民館
新郷公民館ではコロナ後は視聴覚室から体育館を利用して講演会場を設営されており、
今回も20名程の多数のご参加をいただき、広々としたスペースでウォーキングのお話しと併せて実践もご案内することができました。
こちらの会場のご参加者はリピーターの方が多く、しかも非常に健康意識が高い方が聴講されています。普段のウォーキングの習慣をお伺いしたところ半数以上の方が挙手されていました。私のこの「歩くを考える」講演もそんな方達のために散歩からもう一段階あがった全身を使ったウォーキングを提案するものです。
それではその説明に入りましょう。まずしっかり腕ふりをして肩甲骨を動かしますとその捻りが肩甲骨~背骨~骨盤に伝わり脚が振り出されます。脚が大きく振り出されれば大きな歩幅、お尻や股関節まわりもしっかり使う歩きに変わってまいります。また姿勢維持も大切なポイントです。姿勢を維持するには腹筋、背筋も使いますし、腰が落ちた姿勢では脚もしっかり上がらずすり足になってしまいますからね。
この会場で感心したことがあります。それはご参加のお客さまが質問を投げかけるとその場ではっきりと分かっているとお答えをされることです。これはなかなかできることではありません。どうしても日本人は恥ずかしいというメンタリティがはたらくものです。コロナ禍が徐々に閉塞状況に向かう中、今後は積極的にご参加者にマイクを向けご意見などを交え、管理士が一方的にお話しするのではなくご参加者を巻き込んだ講演スタイルもありかなと考えることしきりです。