1月20日 新郷公民館

岡  章次 会員

大寒は平均気温が年間の中で最も低くなる傾向にあり、寒さに気をつけて頂くことからお話をはじめました。寒の時期に「日本酒」「味噌」などの仕込みを行う時期でもあり、良いこともあることもお話しました。「寒ざらしそば」もそうです。

さて、寒くなると、より家に閉じこもりがちになり「じっとしている時間」が多くなる傾向がみられます。今回、自分の日常生活についてどの程度、身体を動かしておられるか自己点検をして頂きました。15項目のうち、10項目以上〇をつけられた聴講者もおられ、日頃から意識として身体を動かしておられる方もおられ安心しました。

「アクティブ・カウチポテト」にも触れ、「朝、ラジオ体操をしているから良い」「週1回ジムにいっているから良い」ということで、他の時間はあまり身体を動かさなくて大丈夫という感覚は捨てましょうということを説明致しました。「じっとしている時間」が長いと、血流の悪化、太りやすくなる、腰への負担、筋肉量や骨量の減少、それにより転倒しやすくなる、などなど、身体を動かさないことの弊害について説明させて頂きました。

会場の関係もあり、最後に座ってできるストレッチを全員で一緒に行いました。注目を集めたのは、「貧乏ゆすり」です。江戸時代、足をゆする行為が「貧乏を招く」ことで商人たちから忌み嫌われていました。今は健康に良いことが証明されており、手軽にできることでお勧めしました。お家でやってみたいという聴講者もおられ、良かったと思います。貧乏でなく、健康を招くと思っています。