3月14日 戸塚西公民館
3月11日に東日本大震災が発生してから、ことしで12年になります。その震災で犠牲になられた方たち、ご冥福をお祈り申し上げますが、60歳以上の方が約66%(岩手・宮城・福島の3県)、阪神・淡路大震災でも60歳以上の方が約58%と発表されています。大災害で犠牲になられるのは高齢者に多い傾向がみられ、災害にも備えられるよう、日頃から足腰含めて健康であることが大切であることを冒頭に申し上げました。「じっとしている時間」が長いと、足腰も弱り、生活習慣病にも罹患しやすくなり、いいことありません。
私の知り合いのお母さま、93歳で一人住まいですが、日常生活において体をしっかり動かしておられ、毎日、一時間程度散歩される、買物も歩いて行かれる、しっかりと食べられる、降圧剤を服用されているぐらいで病気らしい病気もなく、お元気に暮らしておられることを紹介しました。認知症もありません。家の中の階段、16段ありますが、その階段の利用によって、讃岐の金毘羅様、階段が785段ありますが、その階段を延べで年間約30回上り下りされている計算になります。日頃の心がけ次第で、その人の健康は決まります。
「長時間じっとしていること」は良くないという意識をもって頂き、日常生活で体を動かされることをお勧めしました。ただ、無理は禁物で、自分に合った生活習慣にしていくことが大切です。最後に、今話題になっている「ペッパーミル・パフォーマンス」を一緒にやりました。手に力を入れて何回もやると握力等手の健康にも良いと思われます。お家でも、どこでも、いつでも、手軽にできますので、お勧めしました。握力は健康上、とても大事です。