4月18日 戸塚西公民館
上原道康 会員
レジメは
「①コンビニ弁当は食品添加物が多いので心配です(〇×)
②高齢者も腹八分を心掛けるべきだ(〇×)
③1口30回噛むことは健康のために良いことだ(〇×)」
➀食品添加物の無毒性を話す中で、参加者からADI(1日許容摂取量)についての質問を受け、ボードに図面を書き説明をしました。
また「交通安全週間と言いますが、交通安心週間とは言いません」と話し、安全と安心の違いを中心に進めました。
結論としては、国内で販売されている飲食物は、国産とか輸入品とかに係わらず全て安心しても大丈夫です、という内容で話しました。
②では「腹八分健康説」が広まった歴史的な事実について説明。現代の高齢者にとって「腹八分」は健康の要因としてはあまり勧められないことを説明。げっぷが出るほど食べようというのではなく、食事を十分楽しむことと午前、午後におやつタイム(ティータイム)を取り「エネルギーと栄養素の補給をした方が良い」という説の根拠について説明しました。
③では、日本咀嚼学会で発表された30回咀嚼説を否定する諸々の例を聴いてもらいました。また30回咀嚼説が出るに至った理由も話しました。
参考資料として配布した25項目のホント?ウソ?の中から時節柄、「かしわ餅はなぜ桜の葉ではいけないのか」についても説明しました。