4月26日 中央ふれあい館
山下邦代 会員
雨の中、18名もの方に参加いただきました。
今、コロナが続き、運動不足やマスクの影響で呼吸が浅く、早くなっている人が増えています。空気がたっぷり吸えないということは酸欠を意味します。
酸欠状態は、毛細血管まで十分な酸素を行き渡らせることができない為、冷え性やむくみの原因になると言われています。
息をたくさん吸うためには、どうしたらよいのでしょうか?
呼吸は、肺の回りの筋肉や横隔膜によってなされています。肺の回りの呼吸筋群を鍛えること、これが肺活です。呼吸筋は加齢により衰え、同時に肺自体の弾力も低下してきます。そのため、呼吸する力自体が落ちてきます。呼吸筋をストレッチし柔軟にすることで、深い呼吸を取り戻しましょう。
まずは、1対2の呼吸をおすすめします。
鼻から息を123(4)で吸って、口をすぼめて12345(6)で吐く。鼻呼吸は、吸った空気に適度な湿度・温度を与えさらに、細菌やウイルスを鼻毛や鼻の粘液によって除去します。吐くときは、口をすぼめて細く長く吐くことでたくさんの空気をはき深い呼吸になります。
深呼吸で肺を大きく膨らませます。酸素が体の隅々まで行き渡り、血行がよくなったことを感じられるでしょう。
数回、呼吸を繰り返すことでリラックスできる効果も期待できます。ぜひ、一日の中で深呼吸をしてください。
さらに、肩を上げ下げすることも効果的です。この時、息を吸いながら肩を上げ、吐きながら肩をおとすと呼吸筋も連動して動いてくれます。食後に椅子に座ったついでにできます。ぜひおためしください。