8月15日 戸塚西公民館

髙橋 潔 会員

腰痛に悩んでいる人は高齢者だけではなく若い人にも多く、現代の“国民病”とも言われており、国民生活基礎調査によると腰痛は男性の自覚症状の第一位、女性は肩こりに次いで第2位で腰痛に一度も悩むことなく生涯を終える人は僅か1~2割です。

3カ月以上腰の痛みが続く状態を“慢性腰痛”と呼び日本には約1,500万人の患者がいると推定されているとの説明から入りました。

次に参考資料として配布した脊柱管・脊柱管狭窄症の図の説明を行い下記について聴講者と共に考えました。

1、腰痛の様々な原因

2、加齢による腰痛対処法

3、ロコモティブシンドローム・サルコペニア・転倒等について

4、腰痛予防法

5、こんな腰痛の時は早めの受診を

・発熱を伴う

・じっとしていても痛みがよくならない

・足のしびれや麻痺、排尿・排便困難を伴う

特に5、の早めの受診は念を押しお伝えしました。

最後に自身の2度受けた脊柱管狭窄症手術について経過等を披露、実際のインプラントやMRI写真をお見せし現況の話をしました。

可成りの関心があったようで数人から手術した病院はどこ?といった具体的な質問もされました。「公民館報」のテ-マを見て腰痛について是非知りたかったという方もおり、講演者としても感謝です。