9月6日 西公民館

髙橋 潔 会員

初めに、腰痛に悩んでいる人は高齢者だけではなく若い人にも多く、現代の“国民病”とも言われており、国民生活基礎調査によると腰痛は男性の自覚症状の第1位、女性は肩こりに次いで第2位で腰痛に一度も悩むことなく生涯を終える人は僅か1~2割というところから入りました。

3カ月以上腰の痛みが続く状態を“慢性腰痛”と呼び日本には約1500万人の患者がいると推定されているとの説明をパワ-ポイントを使って講演しました。

次に参考資料として配布した脊柱管・脊柱管狭窄症の図の説明を行い下記について聴講者と共に考えました。

1、腰痛の様々な原因

2、加齢による腰痛対処法

3、ロコモティブシンドローム・サルコペニア・転倒等について

4、腰痛予防法

5、こんな腰痛の時は早めの受診を

・発熱を伴う

・じっとしていても痛みがよくならない

・足のしびれや麻痺、排尿・排便困難を伴う

特に5、の早めの受診は念を押しお伝えしました。

最後に自身の2度受けた脊柱管狭窄症手術について具体的にMRI写真や実際に1回目に使用したインプラントをお見せし話をしました。具体的な手術の話に非常に関心を持たれ数々の質問を受けました。講演者としても感謝です。