【笑いの体操で心と体をリラックス】

12月20日 中央ふれあい館

舘野恵子 会員 

毎日、笑顔で生活したいと願いつつも、悩みや心配事などストレスを抱え、笑ってなんかいられないという現実があるかもしれません。そのような中でも笑顔で暮らすために、健康体操としての笑いヨガを紹介しました。前半は「笑いの健康効果」の説明、後半は「笑いの体操」の実践です。

笑いは全身の有酸素運動で血流が良くなります。有酸素運動は、様々な生活習慣病の予防や改善につながると期待されています。また、笑いはストレスをやわらげます。口角を上げるだけで、脳は嬉しいことがあると錯覚し、幸せホルモンが分泌されます。さらに、表情筋・のどの筋肉・おなかの筋肉・横隔膜を鍛えます。ぜひ大きな声を出して笑っていただけたらと思います。

当日、準備体操(ホホハハ体操)や深呼吸の他、9つの笑いヨガをしました。最後に「ストレスのゴミ袋笑い」を行いました。両腕で、胸の前に大きな円を作ります。これがゴミ袋です。この中に、今年一年のストレスや嫌なことすべてを「フーフー」と吐き出しました。病気のこと、膝が痛い、腰が痛い、イライラすること、困ったこと・・・そして袋の口をしっかり結びます(ギュッ、ギュッと結ぶ動作をして)。これをポンと蹴り上げて、笑いビームで「アハハ、アハハ・・・」とやっつけてしまいます。

お一人の生活で、誰とも会話のない日もあるかもしれません。そんな日は鏡を見て、もう一人の自分に笑顔で話しかけてください。歯磨きをしながら、お掃除をしながら、ハハハと笑っていただけたらと思います。「泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生」です。どうぞお一人でも、笑顔を忘れずにお元気にお過ごしください。