4月16日 戸塚西公民館
髙橋 潔 会員
冒頭、私は地元差間の住人です。と、親密さをアピール。また朝食はとりましたか?の問いかけに即、「はい」の返事が来ました。反応は上々の様です。
「食事をすることは生きていく為に欠かせないことです。食事ほど元気に関わる大切なことはありません。」とスライドを使って講演に入りました。
美味しい感覚は脳のド-パミン分泌を増加させ幸せを感じさせて、「見た目の美しさ、舌触り、香り、味、音」と五感の全てを使って無意識に判断しているので五感を刺激することが脳の活性化にも繋がる事を提示しました。
続いて下記についての説明をしました。
- 高齢者の栄養摂取のための工夫
- 10の食材 目標は7つ以上摂取
東京都健康長寿医療センター研究所健康寿命ガイドライン策定委員会作成の合い言葉「さあにぎやか(に)いただく」について具体的な例を挙げて説明。
- こ食のリスク
9つのこ食について「孤・個・固・小・濃・粉・子・戸・虚」のそれぞれの具体的な説明に入りました。
孤食が進むといろいろなリスクが生じます。(欠食・肥満・低栄養・うつ等)
それではどうすれば良いかについては今後の大きな問題ですが、特に高齢者の「孤食→共食」の問題を何とか解決して、「共食」を楽しんでいくという考えを説明しました。
家族や友人と会話をしながら食事を楽しんでください。外食や食事会などに参加することも食欲増進に繋がります。また、地域での交流の場づくりに進んで参加しましょうと促しました。
- 又、地元の地域包括支援センターを紹介しました。
最後に一言。「本日の要点・・・・○さあにぎやかにいただく○孤食から共食へ」を復習して講演を終わりました。