10月16日 川口市立芝西公民館
10月22日 川口市立戸塚西公民館
舘野 恵子 会員
「笑う門には福来る」と言います。毎日の生活に笑いはあるでしょうか。体の健康と心の健康に、笑いは良い影響を与えます。しかしながら、私たちが生きていくうえでストレスは避けて通れません。心配事・悩み事を抱えて生きていくのが現実でしょう。笑ってなんかいられないという状況の中でも笑顔で生活するために、「笑いヨガ」を紹介しました。
私たちは、おもしろいことや楽しいことがあると笑いますが、笑いヨガは冗談やユーモアなどのおもしろいことに関係なく、ただ笑うという動作をするだけです。ヨガと同じように、体に酸素をたっぷり取り込めて、心と体が元気になります。いつでもどこでも出来て、道具は何も使いません。インド人の医師が考案したものですが、今では世界中に広がっています。
後半は笑いヨガを実践しました。秋も深まり、おでんが美味しい季節になりました。おでんの具のなかで、ダイコンは一番人気のようです。皆さんと「ダイコン抜き笑い」をしました。足をダイコンに見立てて、足首から上のほうに、「エーエーエーエー」とさすり、スポーンと抜いて「アハハハハ」と笑います。両足で2回行いました。
次は、「ダイコンおろし笑い」です。ダイコンをおろす動作をしながら、「アハハハハ」と笑いました。手をかえて、これも2回です。
笑いヨガの締めの言葉は、「いいぞ いいぞ イエーイ、いいぞ いいぞ イエーイ」です。子どものように無邪気な言葉で、手をたたき、両手を上げる動作と共に行います。前向きで元気な言葉は、心を明るくします。笑ったら心が軽くなった、という経験があることでしょう。心と体はつながっているのです。
日々の生活で、一日中、誰とも会わなかった、という日もあるかもしれません。そんな日は、鏡を見ながら笑顔で自分に話しかけて、声もしっかり出していただけたらと思います。