10月23日

川口市立芝西公民館

中鉢 芳子 会員

芝西公民館主催の「健康セミナー第4回目」の前半で講演させて頂きました。40分講演ですがレジメの内容が多いため、自分の伝えたいポイントを強調できるように、レジメの4番からスタートし3,2,1と昇って話しました。

テーマは「睡眠をちゃんと取りましょう」でしたので、「睡眠が私たちの健康にとっていかに大切か」で講話を立ち上げ、まず「病気と睡眠」の関係性を話題にしました。

睡眠不足になるとホルモンバランスが崩れる事により、持病を悪化させたり、新たな病を招きます。ホルモンの働きを伝えながら、一つずつその病気とホルモンと睡眠との関わりを説明しました。そして睡眠は大切な生活習慣の一部であることをお伝えしました。「たかが睡眠、されど睡眠」です。

次に「それではどうしたら質の良い睡眠や満足できる睡眠がとれるか」を理論と具体例を交えます。睡眠改善のために興味を持ち耳を傾けて頂くために「ここは本日のポイントです」と強調し話し始めました。睡眠薬の話、深部体温、脳体温の話。寝返りの話、ホメオスターシスには食事と運動が欠かせない話、どの項目も良質の睡眠を得る手助けが出来るように理論に繋げて話しました。

最後に睡眠の長さや深さは個人差が有り、睡眠は個性で有るので「他人と比較して悩まない」「本の理想と比較してストレスを溜めない」「睡眠は現代病である」などの話をして「マイナスの生活が良質の睡眠に繋がりやすい」とアドバイスいたしました。

講演中意識した事は、ご高齢の聴講生が多いのでカタカナを使う時は必ず日本語も伝えました。例えば「グレリン」は肥満ホルモン、食欲増進ホルモン。「レプチン」は痩せホルモン、食欲減退ホルモンなどです。