11月13日

上尾市社会福祉協議会

 山下 邦代 会員

はじめに、アイスブレイクとして “スイッチ・オン・ケア”というセルフでする体操をみなさんとしました。まず、両手の手の平をさすります。次に肘にむけ、片方の腕をさすります。肘から肩もさすります。反対の腕も同じようにさすります。胸の上、鎖骨の下を手をグーにして回しながらさすります。そのままグーでお尻をトントンと全体にたたきます。最後、脚です。足首から足のつけねにむかって両手のひらで挟むようにさすりあげて終わりです。朝起きた時、動く前に体にスイッチをいれます。

本題です。なぜ?高齢になると転倒しやすいのでしょうか?高齢になって転倒すると、介護になるリスクがたかまります。転倒する大きな原因として、4つの要因をあげます。

①加齢による身体機能の低下・注意力の低下 ②病気や薬の影響 ③生活環境 ④運動不足です。

予防として、◎運動◎栄養◎休養(睡眠)+◎住環境整備があげられます。

今回、家でできる簡単な運動を紹介しながらみなさんと動いてみました。椅子に座ってできます。ゆっくりと呼吸を止めないようにしましょう。 一つの運動、1セット10回が目安です。

肩を回してみましょう。両手指先を肩にのせて前と後ろに回します。コツは、できるだけ大きく回します。

腹筋です。片足を少し上げて指さきで【あ・い・う・え・お】をかきます。左右両方してください。左右のバランスが崩れると転倒しやすいです。

かかとの上げ下げをします。ふくらはぎの筋肉を動かすことで血流が改善されます。

椅子からの負荷の軽いスクワットと骨盤底筋体操で下半身を強化する体操をしておわりました。  食後等ぜひ、生活の流れのなかで体を動かしてください。