11月13日
上尾市社会福祉協議会
篠原 由紀子 会員
昔昔あるところに、といった決まり文句で始まる昔話は、子ども向けのものが多い民話の一種です。民話は長い間人から人へと口伝えで伝えられてきた民間伝承であり、語り手と聞き手の間に緩やかな絆が生まれる双方向のコミュニケーションでもあります。このような緩やかなコミュニケーションができる社会参加活動は、心の健康に大切であることがわかってきました。
昔と違って大変便利な世の中になりましたが、反面、溢れる程の情報に翻弄されて、心が疲れてしまうことがあります。
心と体は繋がっています。心が疲れた時には休息が必要です。心地よく過ごせる居場所や趣味など、幾つか持っておくといいですね。
緩やかな繋がりを感じながら、このひととき、リラックスして民話語りを一緒に楽しんで、ほっこりとした気分を味わいましよう。
秋といえば、
・実りの秋、美味しい物を求めて動物たちもやってきます。~猿地蔵、半殺しと手打ち
・行楽の秋、お伊勢参りに出かけたのは?~お天道様お月様雷さま
最後に、懐かしい歌をみんなで一緒に唄いながら、身体を動かす若返りリトミック。頭と心と体を使って楽しむレクリエーションです。今回は桃太郎。