12月20日
川口市立新郷公民館
藤本 美枝 会員
急に寒くなり本格的な冬の到来です。ここでしっかり温活の習慣を身につけていただき、これからの冬に備えていただきたいと思います。
温活とは体温を適正な温度まで上げること、そして適正な体温を維持する活動のことを言います。ここでいう適正体温とは36.5℃~37℃です。適正体温はもう少し低い温度だと思っている方が多かったです。まずは36.5℃まで平熱を上げることを目標にしましょう。
体が冷えると血流が滞り、その結果代謝が悪くなり、自律神経も乱れ、老廃物も蓄積されます。また免疫機能も低下し、風邪など引きやすくなります。冷えは病気ではありませんが、後々の病気の要因にもなりますので対策が必要です。 そこで体を温めるポイントをお伝えしました。
① 体を動かす。有酸素運動と筋トレを組み合わせて体を動かすようにしましょう。運動することだけでなく、日常生活の中で座っている時間を少なくするなどの工夫もしてみて下さい。
②食事で体を温める。まずはバランス良く色々な食材を食べて下さい。その上で、温かいものを食べる、体を温める食材を選ぶなど意識してみましょう。
③リラックスする。ストレスを感じる時間を短くしましょう。
④適切にエアコンを使う。快適な温度と湿度のバランスにしましょう。
⑤衣服で体を保温する。温めると効果的な場所は、首と付く場所(首、手首、足首)、お腹、腰です。カーディガンや腹巻きなどで体を冷やさないようにしましょう。
⑥ゆっくり湯船に浸かる。湯船に浸かることでリラックスできますし、スムーズに眠りにつくことができます。ただ急激な温度変化によって起こるヒートショックは冬のお風呂で多く発生します。浴室を暖めておく、入浴前後に水を飲む、心臓から遠い手足にかけ湯をしてから入るなど工夫をして十分注意をして下さい。翌日は冬至でしたので、体を温める南瓜を食べてゆず湯にゆっくりと浸かりましょうとお伝えして終わりました。