寒くて外出の機会が減ると運動不足で関節の可動域が狭くなります。肩・背骨・肩甲骨と肋骨の作りを図解で説明しました。
ヨーガの動きは呼吸に合わせて行うとスムーズに行えます。息を吐くと筋肉が弛緩して体が動かしやすくなります。息を吸う時に筋肉が伸びます。動作は弛緩と緊張交互の繰り返しです。頚・肩・肩甲骨・背中と解していきました。
〈呼吸法〉 呼吸は自律神経の中でも唯一意志の力でコントロールする事ができます。深くゆったりと息を吐くと副交感神経に働きかけます。吸うときは交感神経に働きかけます。呼吸法によって自律神経を整えると免疫力も高まります。
〈瞑想〉 呼吸法の後に会場の照明を落として瞑想を行いました。目を瞑って意識を内面に向けます。五感の中でも目からの情報は8割位を占めると言われています。背もたれに寄り掛からないで骨盤を立てるように椅子に腰かけて呼吸法を取り入れながら、ひと時瞑想を愉しんでいただきました。
目を閉じている顔は自分では見ることはできませんが、皆様の表情はとても寛いでいらっしゃいました。
寒さに向かいます。感染症も拡大していますが、お家の中でもちょっとした時間を利用して体を動かしてみて下さい。