埼玉県健康管理士会 会員 松島 勇次

7月6日(水)川口西公民館において、健康講演を行いました。当日は大変な暑さにもかかわらず、約100名の方々が、参加していただきました。

最初は綺麗なドレスを着た女性達のダンスが始まり、楽しい時間を過ごす事が出来ました。

それから、「戦国武将に学ぶ健康長寿法」というテーマの講演に入りました。今回は伊達政宗、豊臣秀吉、徳川家康、水戸光圀、上杉鷹山、細川忠興の6名を中心に、戦の中で、勝ち抜いていかなければならない。
戦国武将の健康法通の長寿法は何か?まず、元気で長生きが必須条件であり、健康の心得・食養生が大原則、そして剣術、槍術、弓術、馬術、射撃のなどの武芸の達人でないと生き抜いていけない。

それから、和食が世界で一番という。アメリカのマクガバン研究報告を話しました。これは1960年代にアメリカの平均寿命が、世界で26位、一人当たりの医療費が、世界一で、このままでは経済が破綻する。これを改善するため、1977年にマクガバン議員を委員長に、栄養問題特別委員会が発足し、世界の食べ物と病気の因果関係を、医師、生物学者、栄養学者、約3000名の研究で、5000ページの報告書でした。結果は、世界一の長寿食は、日本の元禄時代の前の、精白しない穀類、旬の野菜、魚介類、海藻類であることがわかった。

次に、良く噛む習慣が、いかに大切かをはなしました。血液と唾液は親子関係で、耳下、舌下、顎下腺より唾液が、約1.5L分泌し、13の酵素、9種類のビタミン、11種類のミネラル、たんぱく質、クエン酸など合計41種類分泌する。また老化防止のパロチン。唾液の二大効能は、消化液と口の中の環境整備する。それから、体を動かす運動として、両手振り体操とスクワット運動、を全員参加で行いました。これは、脊柱(背骨)のゆがみと骨盤の調整をする。また、内臓の働きを良くし、脳の働き、リンパの流れを良くする。

最後に、五味の調和がとれた、食べ物を紹介しました。酸味、苦味、甘味、辛味、塩辛味の食べ物は、内臓機能を良くし、血液の流れ、動脈硬化などを予防改善する。五味の調和がとれた食べ物は、カレーライス、お寿司、キムチの3つをはなしました。

皆様大変熱心に、メモをとりながら聞いていただき、健康長寿100歳を目指して、頑張って下さるようお願いして、講演を終わりました。また、管理士会の仲間も応援してくれて、手伝っていただいたことに感謝いたします