2月5日
川口市立西公民館
中鉢 芳子 会員
年度末近くになり川口市ホームページ「帯状疱疹ワクチン助成金」が数日前の1月31日付で更新されました。
本日の配布資料は「令和6年3月26日付」で「令和6年4月1日~令和7年3月31日迄施行」の内容です。
帯状疱疹ワクチンには①生ワクチン②不活化ワクチンの2種類あるのですが、この②のワクチンは2か月後に2回目の接種が必要なので、年度切替えによる影響が出ます。なので、本日の講演は急遽「来年度計画予定」を加えて講演致しました。
まず最初、帯状疱疹の基本的な事をお伝えしました。令和6年度から帯状疱疹の助成金を捻出する自治体が急激に増え、厚労省・自治体・保健所・政府刊行CM・病院などで冊子等でかなり一般認識が高いと考えましたので、講話内容も絞りました。
「ズキズキ・チクチク・ピリピリと神経に沿って出現する理由や、お子さんの時に出現した水疱瘡のウイルスと同じウィルスで【水痘・帯状疱疹ウィルス】という正式名称。
そのウイルスは水ぼうそうが完治しても神経節に潜伏している事。
免疫力の不足によって再度出現する特徴のウィルスである事。
加齢と共に患者数が急速に増えている事。
厚生労働省では広くワクチン接種を推奨している事。
帯状疱疹は治療が遅くなると失明、顔面神経麻痺の他PHNと呼ばれる後遺症が長引いてしまうリスクをご説明した上で、上記の2つのワクチンの説明し、最後に予防として規則正しい生活で免疫力を高めておく生活習慣の大切さにも触れました。
そして本日は敢えて5分程度早く講演を終わりにして個別質問を受けました。3名の方から4つの質問が有り、具体的な疑問点に対する「臨機応変」の講演としました。