2月19日

川口市立中央ふれあい館

南野 和治 会員

シニアの大部分の方の願いは、いくつになっても元気で長生きしたいというものです。

つまり健康寿命を延ばしたいということです。勿論シニアになると免疫力、体力が若いころに比べると低下、病気になりがちです。しかし持病があっても上手に付き合って介護を受けずに死まで全うすることが理想の生き方だと思います。

しかしシニアになっても生きがいある生活をすることがわからないという人も多いです。その意味で「後悔しない生き方」としてあいうえおの五つの生き方を提言、特に「あ」の生き方です。

「あ」  新しいことへの挑戦   * 【生きがいある人生はあいうえおから】を参照してください

リタイア後何か新しい事に挑戦し始める人はいつまでも若々しい。

しかし新しい事といっても何をしてよいか迷う人も多いと考えます。私自身も現役時代は充実しておりリタイア後の生活(人生)設計は何も立てていませんでしたので定年後は燃え尽き症候群のごとき無気力な生活を何か月か過ごしていました。そんな時新聞の地方欄の小さな記事が目に入ってきました。それはシニアの集団が主催するイベントでした。面白そうだと思い会場に行きそこで私は覚醒しました。壇上で私より遥か年上の人たちが体験話、マジック、歌や、踊りに目を輝かし生き生きと語り演じるのを目の当たりにして強い感動を覚えました。

そしてあの人たちの仲間入りをしたと思い、健康管理士、健康生きがいづくりアドバイザーの二つの資格を取得、現在ささやかながらシニアの方を対象に話をさせてもらっています。そんな私の体験をとおして知人、友人のやっているのを見て楽しそうだな、面白そうだなと思うことをやってみる、また、若いころにやりたかったことを思い出しやってみることを勧めました。

その他として笑うことの効果等をあげ、シニアを枯れてむなしいものではなく充実し悔いない生き方となるよう熱望して終了しました。