3月19日
川口市立中央ふれあい館
小竹 治子 会員
地震大国日本,いつ大地震が起きても不思議ではありません。地震発症率70%から80%に引き上げられ真摯に受けなければなりません。
19日は雨降りでした。霙にかわり、それがぼた雪に変わって大降りに変わりました。そんな天候の中,おいで下さった出席者の方に感激し講演に熱が入り,沢山の思いをお話させて頂きました。
9月1日は防災の日です。関東大震災:1923年9月1日11時56分震度9.7、阪神淡路大震災:1995年1月17日 05時46分震度7.3、最近では能登半島地震:2024年1月1日16時10分震度7.6
初めに大地震の惨事をPowerPointにておみせする。関東大震災は記憶のある方は107才以上の方で皆さんはご存じないので「凄い!」「大変恐ろしい事!」と。阪神淡路大震災は皆さん食事時で覚えがあります「凄い」と言っても何方も自分の傍で起きる筈がないと他人事です。
いつ身近に起きても不思議はない日本ですがいつかは起きるかもしれない大事件です。それにはどうしたら良いかをこれから一緒に考えましょう。
毎日、夜寝るときはお水を用意して枕元に持参しますが、時を選ばない地震です。明日着る洋服,お財布,保険証,鍵を用意して背負えるバックに携帯します(なるべく両手は空っぽに)お薬を服用している方は何日か分はストックする事も大事です。玄関先には非常用具一式を備え,水もストックし毎日を過ごして頂きたい。
非常持出用具一式は何方も備えているようですが,明日着る洋服等の用意はしていないようです これは今晩から枕元に用意して就寝する事、実行してください。
大地震によりライフラインの復旧には電気が7日、上下水道は30日、ガスが55日。
本番の大災害時に備え健康維持は
1 災害時の多い感染症「肺炎」埃等の為,肺炎にならないようマスクと換気に注意。コロナでマスクは慣れて常備できますが換気に気を付けましょう。
2 口内環境の悪化も「肺炎」に繋がります。 水が不足する災害時,飲む水,歯磨きの頻度も少なくなりがち,口の中の細菌が増殖誤って肺に(誤嚥性肺炎)口内環境の悪化は,肺炎だけでなく歯周病,糖尿病,動脈硬化などの様々な悪影響を及ぼします。歯磨きはペットボトルのキャップ3杯の水で歯磨きができます。
3 お水が少ないとトイレから「ウイルス性胃腸炎」感染に。ノロウイルスは感染者の便や嘔吐物に含まれて,水が止まると手洗いが不充分になり感染しやすくなる。
トイレの水が流せない時にトイレに溜まった便から感染することもあります。
介護用トイレを百均で人数分,10日分購入,お水が出るまでの辛抱です。