5月 14日

川口市立西公民館

熊木 利治 会員

初めに、毎年健康診断を受けて自分の健康状態を把握するとともに、“自分の健康は自分で守る”ということをお伝えし、本題に入りました。

1つ目の柱は「食事(栄養)」です。人の体は、食事で栄養を摂ってできています。そこで(1)朝・昼・夕と3食しっかり食べる (2)たんぱく質と野菜を中心に種々な食物をバランス良く適量に食べる ことの大切さをお伝えしました。

そして、物をしっかり嚙める歯があると健康長寿につながるため、食後のお口のケアも忘れずにする。また、適量な飲酒と禁煙など日常生活から注意することも心掛けてください。

2つ目の柱は「運動」です。運動に関しては、普段から体を動かす習慣を身につけることが基本で、運動のメリットと運動不足のデメリットなどをお伝えしました。そこで、(1)運動習慣を身につけ、定期的に継続して続ける。→目安として、週2~3回、1日1時間程度 (2)加齢とともに骨・関節・筋肉などの運動器(特に下半身)が弱ってくるので、適度な筋トレを加えて、生活体力をキープすることをお勧めしました。そして、今よりプラス10分多く体を動かすことを心掛ける。さらには、日中の適度な運動で良い睡眠につながり、日頃のストレスや心配事を軽減するためにも休養をしっかり取ることも大切です。

3つ目の柱は「社会参加」です。社会参加は、心・精神面の安定に良い影響を及ぼすため、家の中に閉じこもらず外に出て自分に適した活動場所に参加し、生きがいを見つけることの大切さをお伝えし、(1)日頃から地域(まち)の人たちとのふれあい・交流を楽しみ、多くの友達をつくる (2)趣味やボランティア活動などに参加し、生きがいを見つける ことをお勧めしました。

おわりに、この3つの柱を実践することによって、①フレイルの予防→②認知症・要介護の予防→③健康寿命の延伸につながることをお伝えして終了しました。