5月20日
川口市立戸塚西公民館
熊木 利治 会員
まず初めに、これからの季節―熱中症予防と梅雨の時期の体調管理―には十分気を付けて生活するように忠告し、本題に入りました。
皆さんは日頃一日をどのように過ごしているか? 改めて考えたことはないと思いますが、時には自分の生活を振り返って見直すことも必要ではないかと促しました。
私たちは、“朝に目を覚まして、日中は活動し、夜になると眠る”という一日のサイクル(体内時計)が体の働きとして備わっていて、このリズムを崩すことなく日常生活を送っています。しかしながら、仕事や家事、学校、塾などで忙しい毎日を送っている人が多く、生活リズムが狂ってしまうケースが見受けられます。このような状態が続くと、体調を崩したり、病気を発症したりしてしまいます。
そこで、どのような生活習慣を身につければ良いか? 改めて確認していきたいと思います。
1、朝の生活習慣
(1)毎朝同じ時刻に起きる
(2)朝陽(日光)を浴びる
(3)朝食は必ず食べる
2、昼(朝を除く午前と夕方までの午後の時間帯)
(1)ジョギングやウオーキングなど、適度な運動で体を動かす
(2)趣味に没頭したり、外出するなど、日中はメリハリをつける
3、夜(夕方から寝るまでの時間帯)
(1)夕食は早めに済ます
(2)お風呂は寝る1~2時間前までに入る
(3)寝る前に軽いストレッチやマッサージをしてリラックスしてから寝る
このように、食事・運動・睡眠のバランスをうまくとって生活することによって、規則正しい生活リズム(体内時計)が機能する旨をお伝えし、講演を終了しました。