6月 4日
川口市立西公民館
南野 和治 会員
最初に本日のテーマは皆さんにとっては知っていることが多いと思いますがそういう方には再認識ということでお聞きいただきたいとお断りし話を進めました。
まず笑いの効果には主として四つの効果のあることを示しました。
ストレス解消以外にも運動効果や人間関係の円滑化につながる効果等のあることをあげました。いずれにしても笑いは多くの効果があること、お金もかからない副作用もない特効薬であります。しかしシニアは笑いが少ないと言われます。そこで笑うための三つの手段を提示しそれぞれの具体例をあげて話を展開しました。そしてここまで一方的な私の話に聴講者もお疲れだと思い、気分転換を兼ねて「座ってできる簡単な生活体操」を数分間皆さんと一緒に行いました。
そして今日のメーンテーマの二つ目の泣くこと、涙の効果について話しを進めました。
私たち人間が涙を流すのはいつごろからか、人が最初に涙を流す、泣く原因は身体的ストレスが主であり赤ちゃんはおなかが空いたり、のどが渇いたり、おむつが濡れたり、痛みを感じたりの何らかの不快(ストレス))を感じて泣きます。そして幼児(幼い子供)の涙もストレスをママにわかってもらえるためのものと言えます。
そして成長するにつれて大人になって流す涙が「感動の涙」です感動の涙は幼児にはないと言われます。なぜかというと「幼児には人生経験が少なく「共感」そのものができないためであります。年をとると涙もろくなるというのも体験豊富な人ほど泣けるのです。
次に「基礎分泌の涙」と「反射の涙」、「情動の涙」という三種類の涙について説明しました。そして泣くことの効果として特に「感動の涙」について体験等を交えて話を進めました。泣くことでストレス解消の効果のある事、さらに痛みを緩和するなどの効果のあること等話しました。
最後に「普段は笑いで元気を出し、溜ったストレスは週末に号泣し洗い流すのがベストです」と話し終了しました。