6月18日
埼玉県老人クラブ連合会『健康づくり大学』
於:総合福祉センターあしすと春日部
海老名 則子 会員
「認知」という意味は情報を分析処理し、それがスムーズにし難くなることが「認知症」の症状だと言われています。今ではスマホ認知症もあると聞いています。先ずは認知症の多い順に①アルツハイマー型認知症➁脳血管性認知症③レビー小体型認知症➃前頭側頭型認知症の内容を説明し、認知症にならない予防は如何にしたらのテーマへ。
1.食事を取っていただき、しっかり咀嚼する事が大事。その際に「にぎやかにいただく」の言葉を聴講者にお訊ねしながら進めて塩分、糖分の取り過ぎには生活習慣病になり易いので気をつけましょう。
2.運動をする事、インターバル速歩も一つですが、自分の年齢にあった方法を続けるのが大切。そして、自分の両手の親指と人差し指で利き足と反対のふくらはぎの部分に指をあて、ゆるゆるの場合と合わない点の筋肉の違いを説明しました。
3.コミュニケーションは社会性が大切。相手の表情を見ながら会話する事は脳が活性化します。だから、お喋りし行動を共にする事が大切です。レジメに付記したように「加齢に因る物忘れと認知症の物忘れ」の比較、類似点が多いと言われる「高齢者の鬱病」等も話しました。
今年には、65歳以上の約5人に1人が認知症になると云われています。2024年には「認知症基本法」も施行されました。厚労省のリーフレットに添って説明し、認知症の方は何も出来なくなるのではなく、感情、プライドを持ち、怖がらずに支えながら共に歩む事が大切。新聞にMCIと診断された方が投稿した記事を読み、サポートケアーをしながら歩んでいく事を知りました。そして最後に健康長寿であるには前述した事に「5しょく」を忘れないで下さい。1食2飾3属4職5色を実生活に加えて欲しいと説明し、笑いながら終わりにしました。